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zoom RSS 「プーシキン美術館展 フランス絵画300年」を観てきた

<<   作成日時 : 2013/10/07 00:04   >>

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 神戸市立博物館で「プーシキン美術館展 フランス絵画300年」を観てきた。神戸市立博物館へ行くのは「マウリッツハイス美術館展」以来1年振り。あの時話題を集めていたのは「真珠の耳飾りの少女」。今回はルノワールの「ジャンヌ・サマリーの肖像」。ほわほわ〜んとしてだいぶ印象が違う。
 プーシキン美術館展って2006年に国立国際美術館でもあったらしい。自分のブログで見つけた。この時はマティスの「金魚」が気にいったと書いてある。
 さて、今回のプーシキン美術館展は、というと、古典主義・ロココまで展示範囲を広げてフランス絵画300年ときた。そちらの展示で気にいったのはカルル・ヴァン・ローの「ユノ」。次のエリアは新古典とロマンと自然主義。ここではアングルの「聖杯の前の聖母」。なんか映画のワンシーンのような構図。ジャン=レオン・ジェローム「カンダレウス王」もキレイなおしりが目を惹く。オラース・ヴェルネ「マムルーク」は躍動感があって今にもキャンバスから出て来そう。今回の展示には「突風」というタイトルの絵画が2枚展示されている。コローとリュシアン・シモン。画風は全然違うけど、どちらも風をみごとにキャンバスに納めている。ポール・ドラロッシュの「エドワード4世の息子たち」など光の陰影が効果的な絵も多かった。でも、このエリアでずっと観ていたいと思ったのはウジェーヌ・フロマンタンの「ナイルの渡し船を待ちながら」。欲しい、この絵。
 3つ目のエリアは印象主義とポスト印象主義。ここに「ジャンヌ・サマリーの肖像」が展示されている。けど、「真珠の耳飾りの少女」みたいな特別扱いはなく、背景の壁の設えだけ変えてあるけど普通の展示。今回の展示にはゴッホの「医師レーの肖像」やセザンヌの「パイプをくわえた男」など他にも優れた人物画がいくつも出ているからね。このエリアでは何度も見返すほど味が出てくるのがシャルル・ゲラン「テラスの二人の少女」。最初は人物がお人形っぽくてなんだかなぁ、と思って見ていたんだけど、奥行きのある庭とセットで見ているとだんだんハマってくる。
 4つ目のエリアはフォーヴィズム、キュビズム、エコール・ド・パリ。今回のマティスは「カラー、アイリス、ミモザ」と「青い水差し」。やっぱりマティスの絵が好きなんだわ、ワタシ。しっかし、世界屈指のマティス・コレクションを誇る美術館なんだから、2枚といわずもっと展示して欲しいなぁ。ピカソは3枚出てるのに。ピカソは「マジョルカ島の女」も「扇子を持つ女」も良かった。ドンゲンの「黒い手袋をした婦人」はキャンバスから溶け出しそうな不安定な感じが良かった。キスリングの「少女の顔」は右側の眼のあたりが殴られた痕みたいなのが気になった。レジェの「建設労働者たち」もポップな感じがした。ロイ・リキテンスタインを連想してしまった。
 日曜日なんで混んでるっかなぁと思ったけど、土日は19時までやっているということで夕方に向かって行ったらそうでも無かった。日曜の夕暮れ時はおススメかも。評点は5点満点の4点。シャガールとマティスをもっと見たかったぞ。

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