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zoom RSS 「ロスト・イン・ヨンカーズ」を観てきた

<<   作成日時 : 2013/11/23 01:27   >>

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 「縁起の良い」森ノ宮ピロティホールで20日(水)19:00からの回を観てきた。まず驚いたのが2幕で合計3時間を超える長さであることを告知する張り紙。げ、終わったら22時回るじゃん、と最初に帰る時間を心配してしまった。ま、ほかにも驚いてるお客さんいたけどね。

 ニール・サイモン原作で向こうで1991年度ピューリッツァー賞とトニー賞を受賞した作品。でもなぜか今年、三谷幸喜が演出するまで21年間日本では上演が無かった作品。常々日本で一番ニール・サイモンに心酔してると自負する三谷幸喜の、これもなぜか初めてのニール・サイモン作品の演出。いつも新聞のコラムとかでニール・サイモン、ニール・サイモンって言ってるから、三谷幸喜演出の今回の芝居はさぞ面白いのだろうと思って観に行ったのだった。
 この話は、ピューリッツァー賞とるような作品なのでただ面白いだけのコメディーでは無かった。冒頭からの父親役の小林隆と、その子供である兄・浅利陽介と弟(小学生の設定なのに弟の方が兄より大分デカい)・入江甚儀の掛け合いの部分は面白いのかもしれないけど、聴いてて眠くてしょうがなかった。ハナシが面白くなってきたのはベラ役の中谷美紀が出てきてから。まだ舞台は2作目とは思えない高い演技力で、この舞台の梁を中谷美紀が支えて、土台はこの後に出てくるベラの母親役である草笛光子が支えている感じでしたね、この芝居。あとのメンバーは2幕に展開するこの母娘の心情を吐露しながらの掛け合いまでの盛り上げ役でしたね。
 そうはいっても、松岡昌宏の演じるルイおじさんはいかにも子供があこがれそうなワルで、ルイおじさんとジェイとアーティの兄弟の、ルイおじさんのカバンをめぐるやりとりのところもいい感じでした。
 ロスト・イン・ヨンカーズっていうタイトルは、ルイおじさんがヨンカーズに逃げ隠れていることなのか、ルイ達の兄弟が幼くして亡くなっていることを母親が悔いていることなのか、とかいろいろ考えてしまったけど、ネットで探してみると「ヨンカーズで途方に暮れて」って意味合いだそうで、なんかピンとこないタイトルですな。
 草笛光子の演技は圧巻でした。椅子に座ったまま顔の表情だけ変えて舞台の空気を変えてしまうんですもんね。
 
 2幕は盛り上がったし、そのための前ふりとして1幕は必要なんだけど、それでもちょっと1幕は退屈なところがあった。もっと整理したらテンポ良く面白くなったような気がするんだけどな。でも最初心配した時間の長さは全然気にならなかった。そのくらいは面白かったということか。ということで評点は5点満点の3点。




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