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zoom RSS 「アンドレアス・グルスキー展」を見てきた

<<   作成日時 : 2014/02/13 23:36   >>

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 今朝は国立国際美術館で「アンドレアス・グルスキー展」を見てきた。午後から中之島で用事があったので、午前中に写真展に行ってきたのだ。
 アンドレアス・グルスキーを知ったのは、前に雑誌か何かで「99セント」のカラフルで広大なスーパーの陳列棚の写真を見た時だ。やっと大阪でお目にかかれた。
 50枚ほどの写真が展示されているけど、好きな写真がいっぱいあった。

「ベーリッツ」ビニルをかけた野菜畑の畝を何層にも積層させた写真。ところどころで農作業するヒトも写っているが、なんか石垣のようにも見える。

「ニャチャン」椅子工場のラインを何層にも積層させた写真。工員の女性の橙色のユニフォームが鮮やか。しかし工員がみな女性だな。

「ハム、東鉱山」鉱夫の更衣室の写真。ロッカーじゃなく籠に入れた衣類や荷物が上から吊り下げられている。洞窟の天井に潜む蝙蝠のような風景。

「ツール・ド・フランスT」折り返しながら斜面を登る山道コースの両側に陣取る観客の車や荷物がズラーっと写っている。複雑に絡まったアスファルトのレース場を写した「バーレーンT」と対照的。箱根駅伝も彼に撮らせたら面白そう。

「北京」この展覧会で私が一番目を奪われた写真。複雑な構図の白い柱がモダニズムの頃の絵画のよう。

「無題XV」コクーンというライブハウス?の独特の内装を写した写真。細胞のような何かの巣穴のような雰囲気。「コクーンU」というライブ真っ最中の写真もあるが、同じ壁面が今度は火の鳥のように見えた。

「大聖堂T」なんとヴィム・ヴェンダースが写っている。巨大なステンドグラスが美しい。

「パリ・フランス共産党本部」同心円状にならんだ装飾が美しい。

「バンコクU」このシリーズが何作品か出ているが、これが一番好き。照りの虹色な加減がなんともよい。

「無題T」カーペットを写しただけなのに、こんなに魅かれるなんて!

「プラダU」こっちの空の陳列棚の方が好き。靴の並んでいる「プラダT」も靴が3つずつ並んでいるところがなんかよかった。

「F1ピットストップW」と「V&R」はステージ上の演者の上に観客が写る構図が似ている。どちらも緊張感が漂う。

「香港・上海銀行」赤い階がアクセントになっていてキレイ。

「シカゴ証券取引所V」みなのユニフォームがカラフルでヒトの波が渦を巻いているよう。白と黒に支配された「東京証券取引所」が葬列のように見えて対照的。

「カミオカンデ」本展のポスターになっている写真。金色の光電管1つ1つに焦点が当たっていて美しい。なんかキンピカのトンボの眼を連想させる。同じキンピカの「カタール」もガスタンクの内部で同様のテーマの写真。こちらは王家の墓の中のよう。

「グリーリー」広大な敷地にマス目のように囲われた数多くの牛達。こちらも味がある。

「ピョンヤンT」このマスゲームのスゴさは写真で見てもすごい。なぜか同時開催のコレクション4では「ピョンヤンV」が見られる。

「オーシャンT」同Uも出展されているが、インド洋の群青が美しい「T」の方が好き。

「パリ・モンパルナス」このアパートの窓のモザイク模様はパリならではかも。日本じゃこうも多彩ではないだろう。

「フランクフルト」光の加減が美しい。上の電光掲示板と下の乗客の対比がなんともいい。

いやぁ、堪能したわ。評価点は5点満点の5点で。


 同時開催で【郭徳俊 ニコッとシェー 1960年代絵画を中心に】がやってました。郭徳俊ってヒトを初めて知りました。石膏や樹脂を使った膨らみというか凹凸のあるタイル画のようにも見えて、迷路か回路のように線の多い絵画がとても印象的で面白かったです。気に入ったのは青銅っぽい「虚笑の門出」、テーマにもある「ニコッとシェー」、遺跡から掘り出したような「進路をあやまったムジナ」、ロボットのような「旅路6813」、曲線が美しい「風浪する記憶」、トーテムポールを並べたような「夜の笑」です。

 同時開催「コレクション4」はもう見た絵も多くて、ささっと見て帰ってきました。初めて見た作品の中ではディビッド・ホックニーの写真「英国大使館での昼食」、ヴィック・ムニーズの写真「おもちゃの兵隊」、ヴォルフガング・ティルマンスの写真「フライシュヴィマー」、国吉康雄の絵画「乳しぼりの女」が良かったです。


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