越海青

アクセスカウンタ

zoom RSS 映画「沈黙 −サイレンス−」を観てきた。

<<   作成日時 : 2017/02/05 13:56   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 2月1日のファーストデー(最近、アメリカ〜、とか都民〜、とかファーストって言うのが抵抗あるが)に映画「沈黙 −サイレンス−」を観てきた。拷問シーンがダメなのか、いきなり首を切り落とすシーンと首なし死体をお白洲の上を引きずるシーン(←美しいと思ってしまった)がダメなのか、PG12。
 マーチン・スコセッシが撮ったというか、日本人でないヒトが作った、チャンバラが出ない時代劇に興味があった。衣装のよれ具合や、頭髪の感じが、時代劇映画というより、NHKの「タイムスクープハンター」の豪華版って感じ。どっかから沢嶋雄一が観ているような、一歩引いた客観的な視線を感じる映像だ。
 今回も原作は読んでない。それでも、最後の棺桶の中を獲ったシーンが原作には無いんだろうことは分かる。その辺はっきりさせたい、とか、なんか訴えたがるところが西洋人の撮った映画だなぁ、と思う。
 この映画、窪塚洋介演じるキチジローに尽きるね。多分、評価の良し悪しも彼と監督によるキチジローの演出をどうみるかだろうね。私は彼は十分に「弱く情けなかった」。ゆえに「転んだ後の」ロドリゴ神父はキチジローの「弱さ」に救われたことだろう。
 もちろん、長老役の笈田ヨシも、モキチ役の塚本晋也(讃美歌を歌うシーンは美しかった)も素晴らしい演技だった。でも敵役イッセー尾形演じる井上筑後守は痛快なほどで、これまでこうやって長崎におけるキリスト教信仰を無力化していったのだと、その賢さ逞しさに恐れ入った。トランプ新アメリカ大統領が観たら、「ほら、やっぱり日本人はしたたかで油断ならん」と思って、今週の安倍総理の訪米時が厳しくなるかもしれないな、とか、余計なことまで考えてしまった。ちなみに安倍総理はこの映画を観ているようだ。井上筑後守よろしく、上手くトランプ氏の圧力をかわせるといいけど。
 評価点は5点満点の4点で。リーアム・ニーソンのフェレイラ神父が格好良すぎたので。今年のアメリカのアカデミー賞に撮影賞しかノミネートしていないのは残念。ま、波の音やら蝉の鳴き声で始まってエンドロールもそれで閉じたから、音楽賞も難しいしな。キチジローが助演男優賞にノミネートされるにはちょっと「弱く情けなかった」。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
映画「沈黙 −サイレンス−」を観てきた。 越海青/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる