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zoom RSS 映画「わたしは、ダニエル・ブレイク」の試写会を観てきた。

<<   作成日時 : 2017/03/18 23:19   >>

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 3月14日にシネ・リーブル梅田でチャリティ先行上映会を観てきた。何がチャリティかというと、映画館の中に募金箱があった。この映画、料金払って見ると、50円づつダニエル・ブレイク基金に寄付されるらしい。なので、その倍の100円を募金箱に入れてきた。

『わたしは、ダニエル・ブレイク』チャリティプロジェクト
http://danielblake.jp/charity/

 ちなみにこの3連休(3/18,19,20)は『映画館でフードドライブ! 賞味期限が1ヶ月以上ある、缶詰を劇場へお持ちください。』っていうのをやっている。芦屋に「フードバンク関西」っていうのがあるのは前から知っていたけど、ここで集まった缶詰は「ふーどばんくOSAKA」というところに行くらしい。これらのフードバンクはNPOで困っている人に食品を届けているのだけど、イギリスの職安はフードバンクのチケットをくれる。福祉のシステムに組み込まれているらしい。しかし、かつて「ゆりかごから墓場まで」と言われたイギリスの福祉システムがここまで変容していたとは驚きだ。そりゃ一度引退したケン・ローチ監督がこの映画を撮って訴えたかった気分も分かる。なんでこんな世の中になっちゃったんだろう?今後の日本がこの方向に進み過ぎないことを祈るばかりだ。

 ケン・ローチ監督の映画を映画館で観るのは初めてだ。この映画観ながら他の映画思い出してた。クリント・イーストウッドの「グラン・トリノ」。ダニエル・ブレイクはニューカッスルにする元大工で元米国軍人ではないし、グラン・トリノも無いけど、高価な大工道具を持ってるし、頑固だ。そして「グラン・トリノ」のウォルト・コワルスキーと同じくらい魅力的な漢だ。それでも容赦なくドライな福祉システムの前にどんどん追い詰められていく様はみていてイライラする。「これは何かの罰ゲームなのか?」っとワタシなら職安の窓口で叫んでそうだ。
 ダニエルは自分も困っているのに、職安で出会ったケイティ親子にも優しく接し、近所の黒人チャイナにも優しい。だからいよいよ自身が追い詰められた時、彼らに救われる。

 評価点は5点満点の4点で。終盤の展開が先に読めちゃったので。それでも「貧者の葬式」でのケイティが挨拶してダニエルの意見を読むシーンにはジーンと来た。この映画が傑作なことには違いない。

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「わたしは、ダニエル・ブレイク」
なんという胸を打つ、そして胸が苦しくなる作品。ただ実直に生きていくことの難しさをここまで見事に描き切るとは!監督ケン・ローチは引退を撤回してこの作品のメガホンを取ったと聞いている。ケン・ローチだから、ケン・ローチでこそ、社会派ケン・ローチ…色々表現はあるかもしれない。だがやはり素晴らしいことに変わりはないのだ。ダニエル・ブレイク。初老の男。イギリスの労働者。妻を亡くし今は独り身。何十年も大工一筋で生計を立てていた。それがある日現場で心臓発作で倒れ、主治医からは勤労を禁じられる。ところが役所の判定... ...続きを見る
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