越海青

アクセスカウンタ

zoom RSS 「バベルの塔」展を観てきた

<<   作成日時 : 2017/08/20 14:08   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 昨日映画を観た後は途中でりんごラテを飲みながら田蓑橋のある筋(名前あるのかしら?)を真っすぐ南下して国立国際美術館へ。「ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展 16世紀ネーデルラントの至宝―ボスを超えて―」を観てきた。金曜日・土曜日は21:00まで開館しているということで、16時頃に到着。入り口は混んでなかったけど、「バベルの塔」の絵の前は混んでる。1枚の絵に30分以上行列するのは、多分2012年の神戸市立博物館「マウリッツハイス美術館展」のヨハネス・フェルメール《真珠の耳飾りの少女》以来。この時は《真珠の耳飾りの少女》を目玉にルーベンスやヤン・ブリューゲル等の17世紀のオランダ絵画とセットの展示だった。そして本展はピーテル・ブリューゲルT世《バベルの塔》をメインに据えて、16世紀のオランダの絵画や彫刻をセットで展示する趣向になっている。特に取り上げてられているのは、ピーテル・ブリューゲルT世とヒエロニムス・ボスの作品。そしてボスの絵画をモチーフにした他の画家の作品。珍奇なデザインのキャラクターが多数登場するボスの作品とその関連作品で、本展の中盤以降は《樹木人間》みたいな珍奇なキャラクターのオンパレード。《バベルの塔》にたどり着く前に1回別世界に連れていかれる。それ以外は宗教画やラテン教父の彫刻が展示されている。彫刻はオーク材を削ったもので、背後は壁付けするのか彫ってない。見た目中世の仏像のような感じ。彫刻では《十字架を担うキリスト、磔刑、十字架降下、埋葬のある三連祭壇画》が良かった。絵画では、ディーリク・バウツ《キリストの頭部》、ヤン・ファン・スコーレル《学生の肖像》が良かった。ヨアヒム・パティニールという画家は初めて知った。《ソドムとゴモラの滅亡がある風景》が良かった。
 さて、お待ちかねの《バベルの塔》だけど、最初の感想は「小さい!」だ。東京藝術大学が作成した高精細な300%の絵画や3DCGの説明ビデオや、展示室のあちこちに掲げられている部分拡大図や、壁面いっぱいの拡大コピーを総動員して見ないと、本物の方を最前列で観ようとすると行列に流されながら見るので、ゆっくり見られない。また描画が細かすぎて、5分や10分では全体を観きれない。他の情報をいっぱい仕入れてから行列に並んだ方が賢明かも。
 最後のコーナーは大友克洋《INSIDE BABEL》。これも素晴らしい。この辺は今夜20時からのEテレの日曜美術館「ブリューゲル×大友克洋」を観て復習したい。
 評価点は5点満点の3点。ピーテル・ブリューゲルT世は《ガレー船を従えた沖合の3本マストの軍艦》は《バベルの塔》と同系統な気がするけど、連作7つの大罪(映画「セブン」を思い出したわ)や《大きな魚は小さな魚を食う》みたいな道徳系の絵画と大分路線が違うし、その手前のゾーンはボスと関連の絵画や版画だし、なんか《バベルの塔》だけ浮いてる感じがするのよね。

 
 

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
「バベルの塔」展を観てきた 越海青/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる