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zoom RSS 歌劇「魔弾の射手」を観てきた

<<   作成日時 : 2018/07/29 00:44   >>

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 昨日7月28日は兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホールで、佐渡裕芸術監督プロデュースオペラ2018 歌劇「魔弾の射手」を観てきた。毎夏恒例の佐渡裕芸術監督プロデュースオペラだが、私が観にきたのは2015「ヴェルディ 椿姫」以来だ。歌劇は昨夏の大阪フィルハーモニー交響楽団創立70周年記念 バーンスタイン「ミサ」以来1年振りだ。
 「椿姫」は華やかな舞台だったけど、「魔弾の射手」はボヘミアの黒い森というか30年戦争の後の荒れはてた森。奇しくも28日早朝には皆既月食もあった(チケット取った時にはこの日皆既月食があるなんて全然知らなかったんだけどね、寝坊して観られなかったし)し、雰囲気もいよいよ高まるよね。
 まずセットがよかったねー。森のセットがベースで、矩形の角が舞台正面にせり出して両側にスロープが降りてきてる。ここまでは他の舞台でも見たことあるようなセットだけれど、幕間を挟んでヒロインのアガーテの部屋が奥行き方向に窄まっている方形のブロックを手前の壁だけスパっと切落して中にベッドなどの簡単な家具や調度品だけ設えた部屋を、その森のセットの上にドーンと置いてあるのが面白かった。第2幕のクライマックスである狼谷の地下の魔弾の鋳造場所に対し、地上部分が上へせり上がるのも迫力や薄気味悪さが際立って良かった。また、舞台の一番手前の薄いスクリーンにザミエルの顔が大写しになったのも迫力があった。
 さらに歌手陣がいずれも実力者揃いで、どの歌も聴いていて素晴らしかった。特にアガーテの従姉妹のエンヒェン役の小林沙羅は充実していたと思う(やや元気良すぎたかもしれないが)。
 兵庫県立芸術文化センター管弦楽団の方も佐渡裕の指揮のもと、中々の好演。やっぱりコンマスのベルンハルト・ハルトークやホルンのヨナス・ルードナーらスペシャル・ゲスト・プレイヤーが各パートの要所に配されていたからかしらん。
 第2幕鋳造シーンが盛り上がっただけに、第3幕のマックスの放った銃弾がアガーテに当たったと思われたシーンがなんかアッサリしていて、え、ちょっと待って、巻き戻してもう1回やって〜〜、って心の中で叫んでしまったところ以外は満足です。しかし、急にハッピーな方向に物語の舵が切られるところがインド映画みたいですな。(村人が踊り出したりしたら特にね)ま、それがストーリーなのでしょうがない。演奏・演出は素晴らしかったので、評価点は5点満点の5点です。

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