ミュージカル『パレード』を観て来た

 昨日は心斎橋パルコの後、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティでミュージカル『パレード』の17:00の回を観て来た。2017年には森 新太郎の手で日本初演されたミュージカルの再演。またもや安全策をとって再演を今年の1本目に選びました。本作は1999年米演劇界最高峰のトニー賞で最優秀楽曲賞・最優秀脚本賞の2部門を受賞しただけあって、楽曲が素晴らしかったのですが、曲によっては、日本語の歌詞が上手く乗っかっていないような感じもしたけど、実力派の俳優陣が歌唱力で押し切ったって感じ。今回も渦中の人ドイツ系ユダヤ人工場長のレオ・フランクを石丸幹二、妻ルシールを堀内敬子が演じている。本作はこの夫婦の物語なので、この配役は完璧。堀内敬子には「コンフィダント・絆」の頃から着目してたけど、ルシール役は歌も演技も素晴らしかった。刑務所内でのピクニックのシーンでは、この後が分かっていてもここで幕が下りたらいいのに、と思いながら観ていました(膝枕の姿勢で唄うってのは難しそうだな)。岡本健一の州知事も武田真治の新聞記者も石川禅の州検事も良かったです。ちょっとトム・ワトソン(今井清隆)は貫禄があり過ぎて目立ちすぎな気がしましたな。しかし、お芝居とは分かっていてもストーリーはあんまり観ていて心地いいものではない。これが実話をもとにしているだけになおさらだ。次はトランプ政権下で分断が進んだアメリカ社会を取り上げた芝居がブロードウエイで出てくるのかしら。
 評価点は5点満点の5点で。久しぶりのミュージカル鑑賞で点が甘くなってるかも。

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