映画「世界で一番しあわせな食堂」を観て来た。

 今日は神戸国際松竹で映画「世界で一番しあわせな食堂」を観て来た。三宮に来るのが去年3月1日に神戸市立博物館で特別展「建築と社会の年代記―竹中工務店400年の歩み―」を観に行って以来。去年はルミナリエも無かったしなぁ。そいでもって三宮で映画を観るのが2012年の「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」をMINT神戸で観て以来。神戸国際松竹もはるか昔に来たことあるハズなんだが、このブログに載ってないところを見ると、2004年以前ってことになるらしい。じゃぁなんで神戸国際松竹に来たのかというと、「世界で一番しあわせな食堂」をやってる数少ない映画館でなんと今日はサービスデーで1,200円で観られる日だったから。西宮ガーデンズ出来てから全然三宮って来なくなったもんな~。
 この映画館のあるビルに来るのも最後にパスポート更新して以来だから何年振りだろ? でも直通エレベータの場所も覚えていて、すんなり映画館まで来れました。
 フィンランドが舞台で「食堂」がタイトルに付けば、私がまず思い出しちゃうのが「かもめ食堂」。あれはヘルシンキが舞台だったけど、この映画は北部のラップランド地方。キッティラとかRaattamaとかパッラス・ユッラストゥントゥリ国立公園あたりが舞台かな~と思われます。まぁきれいなところです。最近、サウナのTV番組が多くて、本場フィンランドまで行く番組もいくつか見て、キレイなところだなぁと思ったけど、ラップランドまで行くとさらに美しいですね。まぁ、夏だから美しいんですが。私は雪が嫌いので冬は遠慮したいですが。
 原題は「Mestari Cheng」なので「チェン親方」か「マスター・チェン」ってとこですかね。恩人を探しにはるばる北部の村までやってきた男の子連れの中華料理の料理人チェンさんの薬膳や太極拳に村人が健康を取り戻し幸せになっていくハナシなんですが、湖の水まで手ですくって飲めちゃうくらい美しい自然に囲まれている村人が薬漬けってのが皮肉です。「(健康のために)もう俺は今日から中華料理しか食べないぞ!」ってなんて寂しい「食」なんでしょ? なんで壊れちゃったんですかね。若い人は皆都会にいっちゃって老人ばかりでは食生活もさびれていっちゃうんでしょうか? フィンランドでさえこれでは、いわんや日本やほかの国も同じ道を辿るのは時間の問題かも(ぁ、もうなってるのか)。
 じい様方がチェンを連れて自家製のサウナ(これが湖で水浴する本格的なヤツでじい様の一人がサウナ職人らしい)や、湖に大きないかだを出してそこでアコーディオン奏でながら飲んで唄って楽しそう。じい様の一人は歌が上手く、多分あのいかだも他のじい様の手製なんでしょうな。もうなんか、悠々自適の老後を送っているようで、健康にだけは恵まれてないなんて、ホント不思議。ヒロインのシルカ役のアンナ=マイヤ・トゥオッコも、お堅いチェン役のチュー・パック・ホングも中心的なじい様のロンパイネン役のカリ・バーナネンも好演でした。
 評価点は5点満点の4点。本作も「かもめ食堂」負けず劣らず良かったです。ストーリーは単純ですが、美しい自然とヒトの情愛にほっこりしたいヒトにはおススメ。