2021年コレクション展Ⅰ 特集「同級生・同窓生」を観て来た

 せっかくBBプラザ美術館まで来たし、第2日曜日はコレクション展が無料なので兵庫県立美術館にも行って2021年コレクション展Ⅰ 特集「同級生・同窓生」を観て来た。同館の2枚看板小磯良平・金山平三が東京美術学校の首席卒業どうしなんだよ、というプロローグ(もちろん2階の両名の専用展示室にも作品出てます)からスタート。展示室1でもこの2名の作品が目立ってたけど、それ以外では白瀧幾之助《某師の像》、新井完《あさがお》、神原浩《梅林》が良かった。展示室2では飯田操朗《夜の静物》、井上覚造《詩人(A)》、池田永治《まど》、津高和一《母子像》が良かった。展示室3では斎藤義重の青い《作品Q》と赤い《作品R》、小松益喜《英三番館》が良かった。展示室4ではジョアン・ミロの作品がどれも良かった。
 評価点は5点満点の3点。同じ学校卒、同じ展覧会出品作、っていう括りなんだけど、同時代という横串が弱かったかなぁと。戦前と戦後では同じ展覧会でも性格が違う気がします。

「西洋画コレクション 印象派からエコール・ド・パリの作家たち」を観て来た

 今日はBBプラザ美術館へ「西洋画コレクション 印象派からエコール・ド・パリの作家たち」を観に行って来た。BBプラザ美術館へ行くのは3年前の9月に「コレクションを核に 関西ゆかりのデモクラートの作家たち  泉茂・山中嘉一・吉田利次・吉原英雄」を観に行って以来。2年半ぶり。「具体」も好きだけど、19世紀後半から20世紀前半の絵画はやっぱり大好きなので見逃せない。
 入口でルノワールの彫像《勝利のビーナス》に出迎えられて入館すると、まずはヴィクトル・ヴァザルリの作品が並び、おやテーマと違うんじゃね?とか思いながらお金を支払う。このエリアでは《Sauson》と《「ピッツバーグ国際展1970」》のポスターが良かった。
 展示室に入るとオノエ・ドーミエのリトグラフが並ぶ。ここでは映画「パラサイト」を思い出させる《『パリ人のスケッチ』17:地階の借家人が独占する愉快な眺め》が良かった。ルノワールは絵画《薔薇をつけた少女》と彫像《ルノワール夫人の胸像》が出ていた。ルノワールの彫像は彫刻家をやとって指示して彫らせていたとは知らなかった。ユトリロは《植物園キュヴィエの家》(ちょっと傾いてない?)と《ベシーヌ風景》でどちらも好き。あとはローランサンの《読書》、梅原龍三郎《カンヌ》《薔薇》、岡鹿之助《館》《パンジー》、東郷青児《モンパルナスの女》、坂本益夫《モンマルトル風景》も良かったし、アルベール・マルケ《ノートルダム 曇天》と菅井汲《パリにて<ノートルダム>》と網谷義郎《NOtRE-DAME DE PARIS》を並べて展示したのも興味深かったけど、今回の展示で一番気に入ったのはモーリス・ド・ヴラマンク《花瓶の花束》。持って帰りたかったわ。
 評価点は5点満点の5点。資料展示も含めて90点近い作品が出ていて入場料400円でこれだけ観られれば満足です。