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zoom RSS 「ボストン美術館浮世絵名品展 北斎」を観てきた

<<   作成日時 : 2014/06/15 02:24   >>

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 昨日は神戸市立博物館へ「ボストン美術館浮世絵名品展 北斎」を観に行ってきた。まずは疲れた〜〜。うそだろ、午後3時に博物館に来てみれば、「120分待ち」の表示。こんな人気あったのかよ、っと驚いたけど、さすがに120分も待ってられんなぁと思って、近くでやってるバイクの神戸輸入車フェアへ行ってきた。会場は神戸税関の前のKITTOホール。ボンバルディアのCan-Am・Spyderが展示されていた。どうせトライクだろ?と思ってみてみたら違ってた。あれはクルマだわ。バイクの格好をしたクルマ。ま、ワタシには買えないけど。
 んで、4時に再度博物館に来てみたらまだ90分待ち。しょうがないから、今度はおとなしく並んだ。行列を常設展示コーナーの中に回しているおかげでいつもは見向きもしない常設展示がよく見れたよ。神戸の歴史の勉強させていただきました。待ち時間はきっちり90分。北斎観る前にすっかり疲れました。
 そしてやっと北斎展。こんなに北斎ばっかり100点以上観るのは初めて。やっぱ天才だね、北斎。富嶽三十六景を20枚もまとめて見られた上に、諸国瀧廻りに諸国名橋奇覧、風景画だけかと思ったら、華麗な花鳥版画に凝った摺物。
 富嶽三十六景の「神奈川沖浪裏」や「凱風快晴」は有名過ぎる版画だけど、やはり素晴らしい。でも、頭の中のイメージが大きくなりすぎてて、実際の版画が普通のB5サイズくらいだったんで、ちょっと拍子抜け。美しい風景だけでなく人物や動植物も細かく描かれていて、極彩色の鮮やかな色合いや、橋などの建造物の構図や、瀧の水の流れの向きや草花と鳥や虫の配置、富嶽三十六景の「駿州江尻」や花鳥版画の「芥子」など、風の吹く様をうまく表した構図などもどれも魅力的でとても江戸時代のものとは思えない。
 橋の版画の中に「ゑちぜんふくゐの橋」というのがあった。たぶん九十九橋だろう。構図としては「かうつけ佐野ふなはしの古づ」や「かめゐど天神たいこはし」、「深川万年橋下」の方が良かったけど。
 瀧廻りは「美濃国養老の滝」などはドドドドという音まで聞こえてきそうな迫力があるけど、ワタシは「木曽路ノ奥阿弥陀ケ滝」の構図が好き。
 組上絵の「しんはんくみあけとふろふゑ 天の岩戸神かぐらの図 上(左)、下(右)」は初めて知った。こんな楽しい組み立てる版画があるなんてね。これだけ商業的にも才能を発揮できるヒトなら、飛び出す絵本なんかも作ってもらえたら、面白いのができただろうになぁ、と思いながら見ていた。
 花鳥版画は、大きい方は「百合」、小さい方は「文鳥 辛夷花」が気に入った。摺物では「稚遊拳三番続之内 」、「金沢八景」、「馬尽 駒形堂・御厩川岸・駒止石」、「七里ヶ浜ヨリ腰越ヲ眺望」などが良かった。
 最後の絵は娘の葛飾応為の「三曲合奏図」。これがまた見事な絵で、これを観るだけでも90分待ったかいがあった。いやぁ、眼福、眼福。 評価点は5点満点の4点。残念ながら待ちくたびれた分を差し引きました。

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