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zoom RSS デトロイト美術館展を観てきました。

<<   作成日時 : 2016/09/19 21:20   >>

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 今日は雨が降ったり止んだりの中、大阪市立美術館へ行って「デトロイト美術館展 大西洋を渡ったヨ−ロッパの名画たち」を観てきました。大阪市立美術館へ行くのは3年前の夏に「特別展 ボストン美術館 日本美術の至宝」を観て以来。京都よりも足が向かない天王寺かしら。長居行くとき通過はするんだけどね〜。あ、今夏初めて動物園にNight ZOO 観に行きました。動物よりも圧倒的にヒトを観させられました。それ以来です、天王寺公園。
 今日も、絵画よりも圧倒的にヒトを観させられました。会期末まであと5日の3連休だからか、チケット買う列が外の階段下を過ぎて折れ曲がって続いてました。特にゴッホの麦わら帽子が明るく映える《自画像》は青い不健康そうな自画像に比べて好感が持てるのか、ポスターの表紙だからか、この催し一番の人だかりでした。この《自画像》の付近から絵の前まで行くのに10分近くかかったんじゃないかしら。この自画像の隣は晩年の名作《オワーズ川の岸辺、オーヴェールにて》で、日本初上陸。ワタシはこっちが見られたことの方がうれしかったです。自画像はゴーギャンの《自画像》と、オットー・ディクスの《自画像》(こちらも日本初公開)も展示されています。どれも素晴らしいです。
 第1章「印象派」、第2章「ポスト印象派」も人気画家の絵画が揃ってて良かったですが、オットー・ディクスの《自画像》ほかが展示されている第3章「20世紀のドイツ絵画」が、個人的になじみが無かったので、今回の展覧会で観られて一番良かったです。中でも大好きなワシリー・カンディンスキーの《白いフォルムのある習作》、赤い空と青白い山々、ピンク色の木々のコントラストが素晴らしいエルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナー《月下の冬景色》が良かったです。特にオスカー・ココシュカという画家が今回初めて知りました。《エルベ川、ドレスデン近郊》のくっきりとした風景、空から観たような構図で街並みと街の歴史と営みをいっぺんにあらわそうとする《エルサレムの眺め》はどちらも印象的でした。エルサレムに行ってみたくなりました。マックス・ベックマンも初めて知りました。《オリーヴ色と茶色の自画像》も《倒れた蠟燭のある静物》も黒く太い力強い輪郭線から意志の強さを感じます。みなナチスに退廃芸術に指定されてしまったのですが、どれも力強くて、ワタシの持つ退廃という言葉のイメージとは全然一致しません。
 第1章「印象派」ではカミーユ・ピサロ《小道》、エドガー・ドガは5枚出てますが《バイオリニストと若い女性》、《朝の乗馬》が、ピエール・オーギュスト・ルノワールも3枚出てますがパンフレットのお薦め2枚を外して《白い服の道化師》が良かったです。カロリュス=デュラン《喜び楽しむ人々》、アンリ・ジェルヴェクス《パリのカフェにて》はこの2名の画家も初めて知りました。どちらも写実的ながら描かれている人々の雰囲気もよく出ています。
 第2章「ポスト印象派」はポール・セザンヌが4枚出てます。《サント=ヴィクトワール山》は名画ですなぁ。イコンのような《画家の夫人》も良かったです。ゴッホとゴーギャンもこのエリアでした。他はやわらかながらいろとりどりのピエール・ボナール《犬と女性》、新聞を持った女性が絵から飛び出してきそうなモーリス・ドニ《トゥールーズ速報》が良かったです。
 第4章「20世紀のフランス絵画」の目玉は6枚のパブロ・ピカソなんでしょうかね。その中では日本初公開《読書する女性》これも愛人ドラ・マールの肖像の1つらしいです。あと、2番めの妻ジャクリーヌ・ロックを描いた灰色ベースの《座る女性》も良かったです。《肘掛け椅子の女性》はギリシャ女神みたいな感じがちょっとパス。フアン・グリス《静物》はインパクトがあって良かったです。ただ、個人的にはこのエリアでは、3枚のアンリ・マティスの内の碧がきれいな《窓》、古伊万里の器をみるような《ケシの花》が気に入りました。
 音声ガイドも鈴木京香のガイドに加え、原田マハのボーナストラック付きで、こちらも十分満足できました。ただ、もう少し会場が空いていたらなぁ、ということで評価点は5点満点の4点です。

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