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zoom RSS 映画『ファウンダー ハンバーガー帝国の秘密』を観てきた

<<   作成日時 : 2017/08/20 12:59   >>

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 昨日、猛暑の中、シネリーブル梅田まで映画『ファウンダー ハンバーガー帝国の秘密』を観に行ってきた。みちすがらグランフロント大阪の人工池に幼児連れの親子がいっぱい来ていて、子供に水浴びさせていたのを見かけた。この都会のど真ん中にどこからベビーカー押してやってくるんだろう?中津の方からかしら?
 梅田スカイビルに「絹谷幸二 天空美術館」ってのが出来ていたのね、昨年末に。前回映画観に来た時にも全然気付かんかった。今度行ってみよ。

 さて、映画の方ですが、マイケル・キートン主演の映画を観るのは「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(←ビデオで観たのよ)以来。今回もいい味出してますな。出だしは52歳の冴えないミルクシェイクメーカーのセールスマン。後の口述によると紙コップや収納テーブル、ピアノも売っていたそうな。ピアノの腕は確かなようで、エンドロールのレイ・クロック本人の弁によると、彼はピアノ以外は口先だけが取り柄だったようだから。映画中でもそのピアノの腕と積極性で横恋慕を成就させたみたいだし。
 物語は彼に8台のミルクシェイクメーカーの注文が入ったところから展開。注文主のマクドナルド兄弟のハンバーガーショップはレイ曰く「まるでヘンリー・フォードが作りそうな(システマチックな)レストラン」。マクドナルド兄弟がこの「スピード・サービス・システム」を生み出すまでの話が前半の見どころ。テニスコートにチョークで実物大の厨房のレイアウトを描いてスタッフに調理のシミュレーションをさせてレイアウト案を6時間かけてブラッシュアップさせる様は感動もの。そして、夜の暗闇にゴールデンアーチが輝く店舗も美しい。ただ、日ごろ「マクド」と呼んでるワタシには「McDonald's」の響きの美しさは分からなかった。
 中盤はなんとかフランチャイズ契約を取り付けたレイ・クロックの奮闘記。教会や国旗に次ぐ第3のシンボルに、善良な家族が毎日集う場所にゴールデンアーチが輝く店舗を位置付け、従業員はファミリーの掛け声のもと、スタッフを集め、店舗を増やしていく様は頼もしい。後に『アメリカニゼーションの代表』となったのもうなづける。
 後半はコスト削減と不動産業に儲ける術を見出したレイとマクドナルド兄弟との対決。両者の対決を見ていると映画の後に行った国立国際美術館で観たヤン・ファン・スコーレル作の絵画《学生の肖像》の絵の下にラテン語で書かれている「豊かなのは誰か? 何もしない人たちである。貧しいのは誰か? 守銭奴である」を連想する。レイ本人も「相手が溺れていたらホースでその口に水を注ぎこむ」と言い切るほど、ビジネスには冷徹で、優秀だが優しいマクドナルド兄弟はついて行けない。
 でも、そこに世に広めるべき良いシステムがあって、それを潜在的にでも欲する需要があるなら両者を結び付けるのはビジネスマンとしては真っ当な取り組み姿勢だろう。それが分からないなら、分かるヒトにビジネスの舵取りを譲るのも致し方ないことだと思う。レイがCEOでマクドナルド兄弟がCTOみたいな感じで両者が折り合えたら一番良かったんだけどね。
 評価点は5点満点の4点。シネリーブル梅田で売ってたファウンダーと協賛のフォカッチャバーガーを食べたのだけど、最後まで映画とフォカッチャバーガーの関係が分からなかったので。

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