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zoom RSS 「京都国立博物館 開館120周年記念 特別展覧会 国宝」を観てきた

<<   作成日時 : 2017/10/28 21:47   >>

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一昨日、京都国立博物館へ開館120周年記念 特別展覧会 国宝を観に行ってきた。午後から西院の方に用事があったので、朝イチ京都国立博物館へ行って、午前中に観ちゃおうという企み。
 京都七条に行くのは何年振りだろう。このブログ書き始めてからは京都国立博物館に来るのは初めて。お向かいの三十三間堂なんかは小学校の修学旅行以来行ってない。
 一昨日(10/26)の京都はむっちゃいい天気。平成知新館の上の空も真っ青。スーツ姿じゃ暑いくらい。午前9時過ぎには平成知新館の中までは入れたけど、すでに館内には500名位の待ち行列。9時半の開場なのに会場に入れたのは9時50分過ぎてたな。この日、「国宝展」は10月3日からの来場者が20万人を突破したらしい。すごい人気なのね。
 この展覧会、2週間ずつで4期に分かれていて、今(10/17-29)はU期。U期の目玉は龍光院の「曜変天目」茶碗。以前、古物商を覗いた時にもっとキレイな(≒ワタシ好みな)のも観たことことあるから、ちょっとがっかり。藤田美術館の「曜変天目」の方が好みかな。間近で観たい人専用の列は15分待ちぐらいだったかな。本展に出てる茶碗ではコレより「志野茶碗 銘 卯花墻」の方が好きです。他の陶器ではハート型の紋がかわいい「飛青磁花入」ですかね。
 お薦めの順路に反して1階から3階に観て行ったので、最初に目を惹いたのは「大日如来坐像」で、とにかくデカイ。あ、でも平成知新館は吹き抜け構造になっているので、3階から回ると下の階の目玉がチラチラ見えるように配置されているので、ワクワクしながら下階へ進む仕組み。そういう点ではちゃんと3階から見た方がいいかも。だって、上の階から見ても良く見えますし「大日如来坐像」。ただ、1階の彫刻群ではワタシは「虚空蔵菩薩立像」が一番好きです。ただし「虚空蔵菩薩立像」の展示はT・II期までですが。
 1階には漆工の名品「時雨螺鈿鞍」(T・U期)がありました。これは美しい。馬具は他にもいくつか展示されてましたが、ピカ一ですね。金工では紫色の糸が美しかった「紺糸威鎧」。染織は好きなのはありませんでした。書跡はU期の目玉は最澄と空海のもののようでした。中では若き空海の意気込みがうかがえる「聾瞽指帰(ろうごしいき)」(上巻)が印象深かったですね。
 3階の考古の分野では「土偶(縄文の女神)」。ボーダー柄のパンタロンを穿いたナイススタイルの女性像。パンタロンがすこしずり下がって半ケツのぞいているところがなんとも。これもT・U期まで。あとは「深鉢形土器(火焔型土器)」ですかね。火焔の形がなんかリスみたいでかわいかったですわ。
 さて、絵画好きとしては2階がメイン。絵巻物も多くて、「病草紙」の歯槽膿漏、「信貴山縁起絵巻(尼公巻)」が良かったです。人だかりはU期の目玉「餓鬼草紙」の方が多かったですが。「一遍型絵(巻九)」は絵が綺麗でした。あとは絵入りの経典が珍しかったので「絵因果経」ですかね。
 肖像画も観たかったのですが、肖像画はV期からみたいです、残念。
 中世の絵画では、10/24から公開の「瓢鮎図」、それから雪舟の絵画。雪舟は繋がってない「天橋立図」や天から絶壁の線が降りてきている「秋冬山水図」も良かったですが、雪舟唯一の人物画「慧可断臂図(えかだんぴず)」の達磨を縁取る筆のラインと彼の表情が忘れられない。初めてナマで観ました。これだけでも来たかいがありました。他は鳥の描画が印象的な狩野永徳「花鳥図襖」ですね。
 近世絵画では、2階で一番目立ってて、花が砂糖菓子みたいだった長谷川久蔵「桜図壁貼付」とやっぱ俵屋宗達「風神雷神図屏風」。教科書で観るような絵が目の前にあると圧巻です。
 中国の絵画では、皆が鶴と猿を探すのに必死で絵の前から全然動いてくれない「秋景・冬景山水図」、「夏景山水図」、雪中の牛がきれいな「帰牧図」が良かったです。
 仏画は大きな「釈迦金棺出現図(しゃかきんかんしゅつげんず) 」、「釈迦如来像(赤釈迦)」、腕一本一本の描画が印象的な「千手観音像」、斜めの構図がお決まりの「阿弥陀二十五菩薩来迎図 (早来迎)」が良かったです。
 さすが20日で20万人来るだけのことはあります。あとは100年振りに京都に来るという「燕子花図屏風」が観たいところですが、もう1度来るかどうかはうーむ、というところ。評価点は5点満点の4点。「燕子花図屏風」が揃ってれば5点かな。
 帰りは七條甘春堂で「お茶々餅」を買って帰りました。美味しかったです。

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