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zoom RSS 映画「シェイプ・オブ・ウォーター」を観てきた

<<   作成日時 : 2018/03/13 22:59   >>

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 ベネチア国際映画祭の金獅子賞を獲り、アカデミー賞で作品、監督、美術、音楽の4部門を受賞した映画「シェイプ・オブ・ウォーター」を観てきた。アカデミー賞獲ったという理由で観に行った映画は2013年の「アルゴ」以来だ。ミーハーだわ〜。
 ヒロインのイライザ役のサリー・ホーキンスは多分初めて観る。初っ端から彼女の全裸入浴シーンとかあるんだけど、あんまり色気は感じない。でも、ちゃんと性欲はあんのね、とか思いながら彼女の出勤までのルーチンワークを見守っていくと、掃除婦として勤務する研究所に運び込まれた半魚人?に惹かれてしまう。映画「スプラッシュ」の男女を入れ替えたパクリっていうハナシもあるけど、どちらかというと見事な本歌取りという感じ。同僚のゼルダ役のオクタビア・スペンサーは「ドリーム」で観て以来。今回もお見事な演技。男性で隣の部屋に住む親友?のジャイルズ役のリチャード・ジェンキンスは多分「ハンナとその姉妹」で観て以来。この弱い立場の二人がしっかりとヒロインを支えるので、ハラハラしながらも安心して観ていられる。そして、ハラハラさせてくれる相手2人が、警備&拷問役の軍人ストリックランド役のマイケル・シャノン。彼を観るのも久しぶりだ。ストリックランドは一家のパパの面を見せてくれるだけに、最後に寝返ったりするかしらん、と思ったけれど、上司の元帥に追い込まれて終盤冷酷な鬼と化す。そしてイライザの救いの神にして鬼と化したストリックランドによってかわいそうな最期をとげるディミトリことホフステトラー博士役のマイケル・スタールバーグ。この二人の動向がこの映画の最後まで緊張を保ち、半魚人とイライザのロマンスを盛り立てる。言葉でコミュニケーションできない二人だからこそ手話で分かりあえて、他の研究者や軍人がコミュニケーションに失敗(もともと実験対象と会話する気がないのか)するのとが対照的で、この映画の重要なポイントでいいアイデアだと思う。
 ところどころ光る半魚人のスーツはカッコよかったし、半魚人を閉じ込めておくプールのセットも冷戦下の時代よりももっと古い時代を感じさせるシブいデザインで良かった。イライザやジャイルズの部屋もセンスの良い感じで、観ていてなんか落ち着く。しかし、あんなに水を閉じ込めておける密閉性がある建屋には見えないし、あんなに水貯めたら床が抜けるだろー、みたいなツッコミどころもあるけどね、映画館の上で下宿できるのってなんかいいな。その映画館でかかってた2本立ての映画や、ジャイルズの部屋のテレビでやってる古い映画や、イライザが半魚人に聴かせてあげる曲など、どれも制作者の思い入れが感じられて、ストーリーの本筋よりもそういうところに魅かれる映画だったなぁと思う。
 評価点は5点満点の4点。ディミトリの最期がかわいそうだったのと、ストリックランドの家庭のシーンってあんなんなら入れなくてもよかったのでは?と思ってしまったので。

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