越海青

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zoom RSS 「この世界の在り方 思考/芸術」展を観てきた。

<<   作成日時 : 2016/12/25 19:51   >>

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 今日は芦屋市立美術博物館へ「art trip vol.02 この世界の在り方 思考/芸術」展を観に行ってきた。なんと昨日突然同館のサイトに、今日が無料観覧日と発表されたからだ
 館内に入ると、ホールに同心円状にならんだ大量の黄色い貝殻に圧倒される。貝殻には1つ1つ種が置かれている。その貝殻の円の中心に鉛の杖が屹立している。この《杖までの距離》は3.11の鎮魂の祈りが込められているそうで、放射能から護るために鉛を纏っているらしい。種を抱く1枚1枚の貝殻はちんまりしてかわいいともいえるが、その波紋のように丸く並ぶ様子に強さを感じる。
 その周りには、やはり鉛でコーティングされた蓮の茎が壁や階段の手すりに沿って数多く飾られた《蓮の階段時間》が展示されている。近くで見る鉛で覆われた蓮の茎はたおやかだが冷たい印象だ。
 この2つが河口龍夫の作品で、階段を上がりきると菅野聖子の《マックスウェル光の電磁波説》が展示されている。この横長の幾何学形状の連なりは、具体が好きなワタシ好み。その右隣のちょっと引っ込んだところの柱の陰に伊藤存の《みえない土地》が。《杖までの距離》と並んで本展のポスターに出ている作品。最初は気付かずに通り過ぎてしまった。これから来られる方も要注意。イモリのような地底人のようなアリの巣の断面展示のような構図が煌めきながら変化する様は興味深い。その右隣は小杉武久の《Metal Interspersion》が。これも電子回路基板のオブジェ?とか思いながらスッと通り過ぎてしまってはいけない。ヤツら(2点組なので)は不規則にかすかな音を発振しているニクいヤツらなのだ。そのまま建物の曲面にそって前谷康太郎の映像作品《Rain》へ。車のフロントガラスに落ちる雨粒のダッシュボードに映る影を撮影したものらしい。なんかミルクっぽい。その右の第2展示室全部を使って暗室化し、中には前谷の《Echo of Reality》が。室内にはぼんやり明るくなったり暗くなったりを繰り返す暖色系の縦長の矩形が。かがり火が燃えているような音もあり、それを障子窓を通して見ているような雰囲気。しかし、眼がなれるまでは暗くてこわい。
 暗室を出て通路を抜けて第1展示室へ。まずは小沢裕子の映像作品《BLUE WAVE》。少年の奏でるピアノがこの部屋全体のBGMになっている。この作品よりは周囲に配された小さい画面の作品が面白かった。《SERVICE》という小さい画面とヘッドホンがセットになって3セットあるこの作品が面白かった。映像は同展の館前の看板にもなっている。映像のコードとヘッドホンのコードの色が揃えてあって、自分が聴くヘッドホンの先でいかにもそうしてるって感じ。《時間の外のこども》もシークバーを使った揺り戻しが面白かった。《Nick》と《Martin》は日本語を知らない者に日本の文字という模様を書写させた点は実験としては面白かった。
 最後のフロアが伊藤存の作品。刺繍作品は鳥の足跡のようで面白かった。中でも《山は囲われ出にくい》が良かった。粘土絵は古代人が自らの獲物を記録したような、神への捧げものを記したような感じが印象深かった。
 評価点は5点満点の4点で。作品は面白かったけど、テーマがよく分からなかったので。

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コメント(3件)

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インスタから来ました^_^
この展覧会 よかったとおもいます。
現代アートのお手本のようでした。
河口龍夫さんの作品は、
いつまでも眺めていたいと感じました^_^
Nicole9638
2017/01/12 23:47
越海青
2017/01/14 20:57
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Aly
2018/11/12 09:53

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