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zoom RSS 「色彩の画家 オットー・ネーベル展 シャガール、カンディンスキー、クレーとともに」を観てきた

<<   作成日時 : 2018/06/17 19:02   >>

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一昨日、京都文化博物館で「色彩の画家 オットー・ネーベル展 シャガール、カンディンスキー、クレーとともに」を観てきた。京都文化博物館へ行くのは一昨年の「ダリ版画展 −もうひとつの顔−」 以来。もともとカンディンスキーが好きで、2015年には兵庫県立美術館「パウル・クレー | だれにも ないしょ。」展にも行っている。なかなかこのバウハウス関連の画家の展覧会って少ないのよね、やっとこの度オットー・ネーベルの回顧展が観られることになって、幸せですわ。
 パウル・クレーの作品も14点ほど展示されているんだけど、上述の展示を見ていると、こちらの展示は物足りなくて(もちろん主役じゃないしね)、気に入ったのは《プルンのモザイク》、《力学値のつりあい》、《ホルンの出番》ぐらいかな。
 カンディンスキーの作品は《複数の中のひとつの像》が水族館の生き物がカウンターに会している感じが良かった。他は《三つの星》、《ゆるやかな変奏曲》。しかし《コンポジション》のタペストリーは初めて観たわ、知らんかった。《小さな世界》も4点出てて、〜4が良かったかな。
 シャガールの作品はあまり出てなくて、多分、オットー・ネーベルの初期の作品にシャガールの影響が見て取れることを説明したかったんだろうけど、その中では《私と村》が良かったかな。オットー・ネーベルの作品で一番シャガールぽかったのは《アスコーナ・ロンコ》かな。この時代のもかわいらしくていいけどね。
 展示はバウハウス時代の作家の展示もあって、カンディンスキー展でもないのに書籍《芸術における精神的なもの》が置かれているのは興味深かった。オットー・ネーベルはこの本の影響も多く受けているそうな。ところで、バウハウス関連の展示が皆ミサワホームからの出展だったのには驚いた。古くからコレクションしてたのね、今回初めて知りましたわ。『バウハウス100ジャパン』頑張ってくださいませ。このバウハウスコレクションからは、ヴぁルター・グロピウスの《肘掛椅子》とゲルトルート・アルントの《カーペット》が良かったです。
 さて、オットー・ネーベルの作品ですが、1.初期作品のゾーンでは、さきの《アスコーナ・ロンコ》と《避難民》。2.建築的景観のゾーンはすべて気に入ったのだけど、1つ挙げるとすれば《影で覆われた岸辺の村》。3.大聖堂とカテドラルのゾーンも全部好きですが、色合いが好きな《青い広間》、点描が細かい《緑の隠遁所への門》が特に好きですかね。4.イタリアの色彩ゾーンはポスターにもなっている《イタリアのカラーアトラス(色彩地図帳)》があるゾーン。このカラーアトラスですが、ポスターのナポリもいいですが、サレルノ湾やヴェスビオ山、モンテカッシーノも良かったです。他には柔らかい幾何学模様で細かい描写の《地中海から(南国)》、赤さび色が印象深い《シエナV》ですかね。5.千の眺めの町ムサルターヤのゾーンでは、本展では数少ない人物画《東洋人の頭部(青い装束のアラブの族長)》、タイル描写の細かい《ムサルターヤの町[:モザイク、スルタ王》ですかね。6.「音楽的」作品のゾーンはいよいよカンディンスキーの影響も出て来たかしら、というエリアですけど、なんとこのゾーン1つを除いてすべて撮影可。全部良かったけど、1つ挙げれるとすれば、《青い動き》かな。7.抽象/非対象のゾーンも5つ撮影可。なんかクリムトっぽい《輝く黄色の出来事》と《黄色がひらひら》が良かった。8.ルーン文字の言葉と絵画のゾーンは新鮮だった。いやぁ、ルーン文字っていうテーマを自ら生み出しちゃうところがいいわぁ。ここも好きな作品が多くて、キラキラまぶしい《冬の構成》、山菜のおひたしが皿にもられているような《満月のもとのルーン文字》、キース・へリングの絵画にも見える《照らされて》、古代の石板っぽい《運命のルーン文字》、あと《動きと休息(平安)》も良かった。9.近東シリーズもどれも良かったが、碧の樹街といった感じの《ミコノスT》、赤茶けた《ブルサU》が良かった。10.演劇と仮面のゾーンもどれも良かったが、《青から出て来た姿たち》、かわいい《扇を持つダンサー》、細かい描写の《声のない少女》が良かった。11.リノカットとコラージュでは、オットー・ネーベルの作画道具の展示が良かった。
 いやぁ、これまでカンディンスキーファンを自称してきたけど、今後はオットー・ネーベルとカンディンスキーのファンに改称します。展示品も150点と多かったけど、大変満足しましたわ。評価点は5点満点の5点。
 
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